咳嗽は、喀痰とともに呼吸器疾患に伴う重要な症状であり、咳嗽により安静、安眠がとれない場合には、鎮咳薬の投与が必要である。 鎮咳薬には麻薬性鎮咳薬と非麻薬性鎮咳薬がある。
<1日3~4回食後> ●呼吸抑制を起こさず、気管支筋や分泌に影響しないので、強い乾性の咳を伴うときに用いる。
<1日3回食後> ●咳中枢抑制による鎮咳作用と去痰作用を有するので、乾性の咳のみならず湿性の咳も対象となる。
<3回に分服食間> ●非麻薬性鎮咳薬が奏効しない激しいあるいは頑固な咳に用いる。
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